身だしなみをチェックしようとすると、服装や髪型などの外見を整えることばかりに集中しがちですが、目に見えない部分もきちんと意識することが大切です。
とくに、「口臭」は大切な身だしなみのひとつ。ケアを怠っていると、人と会話をするときなどに相手を不快にさせてしまう上に、清潔感のダウンにもつながります。
素敵な男性のイメージを守るためにも、口臭ケアをしっかりと行いましょう。今回は、日頃から気を付けておきたい口臭ケアの方法をご紹介いたします。
日頃の生活に取り入れるべき「口臭ケア」の方法6つ
1.口呼吸を避ける
口呼吸が癖になっているという方は要注意。口呼吸によって口内が乾燥すると、唾液の量が減ってしまいます。唾液には口内に雑菌が溜まるのを防ぐ働きがあるため、唾液が減ると口内の雑菌が増え、口臭が強くなってしまうのです。
普段から口呼吸をしているという方は、鼻呼吸を意識するだけでも口臭の改善につなげることができます。
2.こまめに水分補給をする
口の乾燥を防いで唾液の量をキープするためには、少量の水分をこまめに飲むのが効果的です。少なくとも1時間に1回程度は口を潤すようにすれば、口の中に細菌が発生しにくくなります。ただし、水分補給のためにコーヒーやお酒を飲みすぎてしまうと、かえって唾液の分泌が減りやすくなります。ステインやアルコールによる口臭も起きやすくなるので気をつけましょう。
3.こまめな歯磨きやうがいを心掛ける
口臭予防のためにはこまめな歯磨きに加え、口が乾く前にうがいをすることも大切です。
歯磨きを怠ると虫歯や歯周病が進行してしまい、さらに口臭が強くなってしまう恐れがあります。仕事をしていると、昼時の歯磨きをついサボりがちですが、食後には歯磨きやうがいをするよう心掛けましょう。
4.キシリトールガムを噛む
歯磨きとうがいの習慣に加えて、キシリトール系のガムを噛むなどしてオーラルケアを常に心掛けるのがおすすめです。キシリトールガムは虫歯を予防してくれるほか、口臭を抑えるという嬉しい効果もあります。また、キシリトールガムを噛んでいる間は鼻呼吸になりやすいため、口内の雑菌繁殖を防ぐ効果も期待できます。
5.食生活を改善する
ニンニクなどのニオイのきつい食べ物や、アルコール、タバコなどが口臭につながることは多いもの。また、食事をよく噛まずに早食いするという方は、唾液が減少しやすくなるので気をつけましょう。栄養バランス良く食事をし、さらに口臭予防効果のある緑茶やヨーグルトなども意識的に摂取するのがおすすめです。
6.ストレスを溜めない
口臭がなかなか改善しないという場合、そこには意外な原因が潜んでいることも。
ストレスやホルモンバランスの乱れ、空腹などで口が乾いて口臭が起きてしまうパターンは意外と多いものです。なるべくストレスを溜めないように心掛け、規則正しい生活を送って心身ともに健康を目指しましょう。
自分ではなかなか気が付きにくいものですが、他人からはすぐに分かるのが口臭です。
知らず知らずのうちに、自分が口臭モンスターになっているかもしれません。他人から指摘を受けたり、迷惑をかける前に口臭ケアをして、爽やかな息をキープしましょう。