つむじは自分で見えない部分だからこそ、薄毛が進行していることに気づきにくいもの。
「人からつむじハゲを指摘されて、やっと気がついた」という男性も少なくありません。
そのような事態を避けるためには、早めに現状を把握して対策を立てることが重要です。
若々しいヘアスタイルをできるだけ長く保つために、つむじハゲのチェック方法と予防方法の両方を詳しく見ていきましょう。
つむじハゲのチェック方法
STEP1.つむじをカメラで撮影する
つむじハゲのチェックをする際には、頭頂部をカメラで撮影することをおすすめします。
合わせ鏡でも見ることができますが、手の影ができたり、髪が動いたりして正確な現状を把握しにくいものです。できるだけスマホのカメラなどで撮影した写真で、判断するようにしましょう。
なお、髪が濡れている状態や、ヘアセット後の場合も、正確に判断できなくなります。
お風呂で髪を洗い、何もつけずに完全に乾かした状態を撮影するようにしましょう。
STEP2.頭皮の見え方をチェックする
つむじの写真が用意できたら、頭皮の見え方をチェックします。つむじは髪の分け目ですから、つむじ部分の頭皮が見えているだけなら問題ありません。
しかし、髪が生えている部分なのに、頭皮が透けて見えるようなら、つむじハゲが進行している証拠です。
前頭部や後頭部と比べて、つむじ周りの頭皮があきらかに見える場合は、AGA(男性型脱毛症)による「O字ハゲ」になっている可能性が高いと考えられます。
STEP3.頭皮の色をチェックする
つむじをチェックする際には、頭皮の色にも注目しましょう。色が青白ければ、頭皮の健康状態は悪くありません。
しかし色が赤い場合は、炎症を起こしている可能性があります。
そのような状態だと髪の成長にも悪影響を及ぼす危険性があるため、早めの対策ケアが必要です。
つむじハゲを防ぐには
ストレスを避ける
ストレスは血行不良を引き起こすため、ハゲが進行する原因になるといわれています。
現代人にとって完全ストレスフリーな生活は難しいものですが、できるだけ煩わしいことを避けて、ストレスを溜めないようにしましょう。
趣味や適度な運動などでストレスを発散することも大切です。
食生活と睡眠を見直す
太くたくましい髪を育てるためには、十分な栄養と睡眠が必要不可欠です。日中は髪の成長に欠かせないタンパク質、ミネラル、ビタミンを食事から十分に補給し、夜は早めに就寝しましょう。
ただし、暴飲暴食は血液をドロドロにさせて、血行不良を引き起こす原因になります。
バランスの良い食事を摂りながらも、適量を心がけることが大切です。
つむじハゲは老けて見られる原因にもなってしまうもの。
若々しく健康的な男性像を保つために、つむじのチェックと薄毛対策を怠らないようにしましょう。