肌の悩みは女性に多い悩みと思われがちですが、男性も肌のトラブルで頭を抱えている人が多くいます。
一般的に男性のほうが女性に比べて皮脂腺が発達しているのでオイリー肌(脂性肌)の悩みは顕著です。顔がベタついてしまい見栄えが悪いだけではなく、毛穴に詰まりニキビや黒ずみの原因ともなります。ポイントを押さえてオイリー肌の改善を目指しましょう。
ケア1: 洗顔ケアを見直そう
肌の悩みには洗顔ケアの見直しが大切です。
まずオイリー肌の男性にありがちな「何度も顔を洗う」は改善にはつながりません。皮脂が少なすぎると、乾燥から身を守るためにさらに多くの皮脂を分泌し、オイリー肌が加速してしまう恐れがあるからです。皮脂を取りすぎてしまわないように、頻繁な洗顔料を使っての洗顔は厳禁です。
オイリー肌は水分が不足しているため、改善には洗顔後の保湿ケアも大切です。
ケア2: 顔剃りに気を付けよう
オイリー肌の男性は、改善のためにヒゲの手入れにも注意しましょう。肌へのダメージを考えると電気シェーバーを使いたいところです。カミソリを使う場合は、専用のクリーム・ジェルで肌を保護して肌にダメージを与えないように処理しましょう。
ケア3: 有酸素運動でホルモンバランスを整えよう
適度な運動が健康のためには大切なのはもちろんですが、オイリー肌の改善においても例外ではありません。便秘などの胃腸トラブルも皮脂トラブルを誘発する恐れがあるので、同時に改善するために適度に運動をしたいところです。
男性ホルモンの増加はオイリー肌の原因となるのですが、ストレスが溜まってしまうと男性ホルモンが増加してしまいます。有酸素運動でホルモンバランスを整え、副交感神経の働きを高めましょう。肌細胞の新陳代謝も向上するので、肌トラブルの改善に期待ができます。
しかし、運動後にかいた汗を放置すると肌トラブルの原因になりますので、シャワーやタオルで拭き取るなどの対策をしましょう。
ケア4: 脂性肌に効く食事とは?
食べ物も肌トラブルを改善するために気を付けましょう。
皮脂の分泌を過剰にする脂の多い食事は控えましょう。特に若い男性は油ものを摂り過ぎてしまう傾向があるので注意しましょう。また、チョコやアイスなどの糖分の多いものや脂肪分の多いバター、チーズも皮脂の原因になります。アルコール、刺激の強い香辛料の過剰摂取もあまり良くないです。
オイリー肌の改善には、うなぎや海藻、ヨーグルトなどに多く含まれるビタミンB2と大豆や魚などに多いビタミンB6を摂取しましょう。
レバーはビタミンB2とB6、さらに肌の潤いを保つビタミンAも含んでいるので、オイリー肌の悩みを改善したいと考えている男性の方はレバーを摂ると効果的です。