大人になってからも、繰り返しできるニキビに悩まされている方は多いもの。痛くて辛い大人ニキビは、見た目にも目立ってしまうため、どうしても気になってしまいますよね。
ニキビができてしまったら、一体どのように対処したら良いのでしょうか？
正しい対処方法を、アンケートの結果と共に見ていきましょう。

男性100名に「ニキビができたら何をしますか？」というアンケートを行ったところ、“スキンケアに力を入れる”派と“そのまま放置”派に大きく分かれるという結果になりました。

ニキビに対処する派の意見

“スキンケアに力を入れる”“ビタミン剤を飲む”“病院へ行く”など、何らかの対処を行うことで早急な改善を図るという方は、全体のおよそ半数。
ニキビに対処する方は、悪化して痕が残ってしまわないよう、はやめに治してしまいたいと考えているようです。

“スキンケアに力を入れる”
顔をしっかりと洗うようにして、洗顔後も乳液やニキビ予防のクリームを忘れずにしています。
（北海道　20代　会社員）

化粧水などを使って肌を保湿すると、ニキビが改善されてくる気がします。
（東京都　20代　無職）

“ビタミン剤を飲む”
ニキビができたときは、ビタミン剤を飲んで睡眠をよくとるようにしています。
（岡山県　30代　会社員）

外から何とかするよりも、内側から栄養をとった方が効くと思っている。
（千葉県　30代　会社員）

“病院へ行く”
専門家の医師に相談することが手っ取り早く安心。
（岐阜県　30代　会社員）

ニキビは皮膚病の一種なので、自己流の治療ではキレイに消えずに痕が残ってしまう。
（北海道　40代　会社員）

ニキビをはやく治すためには、丁寧なスキンケアで肌を清潔に保ち、栄養をしっかりとって内側から肌の治癒能力をサポートしてあげることが大切です。対処する派の行動は、どれも正解と言って良いでしょう。
また、自分で対処しても良くならない場合や、継続的にニキビができる場合などは病院で見てもらうのもひとつの手段です。

ニキビに対処しない派の意見

一方、“そのまま放置する”と答えた方は30名。悪化すれば対処するが、ひとまず放置して様子を見るという方も多いようです。
また、放置することで、下手に刺激して悪化させたり、痕が残ったりするのを避けるという意見も多く見られました。

特に何もしません。それでも気がつけば治っているので、あまり治すことに力を入れていない。
（沖縄県　30代　会社員）

まだ若いせいか、極力触らずに放置しておくと自然に消えてくれます。肌の新陳代謝力がまだいけるみたいです。
（東京都　20代　会社員）

ニキビを引き起こすきっかけは、生活習慣の乱れや、肌に残った汚れ・老廃物など。自然治癒力に任せて放置しておく場合でも、十分な睡眠や栄養の補給はしっかりと行うようにしましょう。
治るまで長引けば、さらなる悪化や色素の沈着など、セルフケアが難しい状況になってしまうかもしれません。

やってしまいがちだけどNG！ “ニキビを潰す”派も！

“その他”の回答には、「なるべく眠る」「市販の薬を塗る」といったさまざまな意見が寄せられました。中でも最も多かったのは、「ニキビを潰す」という意見です。

全力で潰すことが重要だと思う。そんな顔で人前には出られない。
（東京都　40代　会社員）

薬で治すのは時間がかかるし、ケアの仕方もわからないので潰すようにしている。
（青森県　30代　会社員）

確かに、膿や脂肪が溜まっているニキビは、潰して押し出すことで一時的には目立たなくなります。しかし、潰してしまえば、傷口から指の雑菌が侵入して炎症を起こしたり、傷跡が残ったりするリスクも高くなってしまいます。
見た目や痛みが気になってつい潰してしまうという方も多いようですが、自分でニキビを潰すのはおすすめできる対処法ではありません。

 
しっかり予防しているつもりでも、ふとした瞬間にできてしまうニキビ。できているときも充分厄介ですが、痕が残ってしまうのが一番厄介です。
清潔感のある健康な肌をキープするためにも、ニキビができてしまったら、むやみに患部に触れずに清潔を心がけ、自然治癒するのを待ちましょう。なかなか治癒しない場合は医師の診断を仰ぎ、正しい方法で対処するようにしましょう。