「メイクをするのは女性だけ」という考え方は時代遅れとなっている昨今。
近頃では、身だしなみの一環としてファンデーションを使用する男性が増えています。
髪型を整え衣服で着飾るように、肌も美しく見せることで清潔感漂うクリーンなイメージの男性に近づくことができるのです。
しかし、ファンデーションを取り入れたからといって、ただ肌に伸ばすだけではNG。
肌を美しく見せるためには、塗り方にもこだわることが大切です。そこで今回は、メンズ用ファンデーションの上手な塗り方をご紹介いたします。
そもそもメンズ用ファンデーションにはどんな効果がある?
メンズ用ファンデーションのメインの働きは、肌トラブルのカバーです。
ニキビやニキビ跡、濃い青ヒゲ、毛穴の開きなどをカバーして目立ちにくくしてくれます。また、日頃顔色が悪いという方にもファンデーションの使用がおすすめです。肌のくすみやクマなどをカバーすることができるため、健康的で快活な印象を与えることができます。
とはいえ、肌に厚くファンデーションを塗ってしまうと不自然な印象になってしまうこともあるため注意が必要です。
肌のコンプレックスをカバーしてナチュラルな清潔感を演出するためにも、さりげないファンデーションの使い方を覚えておきましょう。
ファンデーションの前にスキンケアを
乾燥した肌にいきなりファンデーションを塗ると、ムラになったり浮いたりしやすくなります。ファンデーションを使う前には、肌を保湿しておくのがポイントです。
洗顔をして肌を清潔にしたら、肌をおさえるように化粧水を塗ってなじませます。次に、化粧水にフタをするイメージで、乳液やクリームを使ってしっかり保湿しましょう。
紫外線が強い夏場は、このあと日焼け止めを塗るのがおすすめです。テカリやベタつきが気になる方は、それらを抑えてくれる化粧下地を塗るのも忘れずに。
塗り方ひとつで仕上がりが劇的に変わる
ファンデーションを塗るときには、広い部分から伸ばしていくと上手に塗ることができます。まずはファンデーションを額、鼻、両頬、顎の5点に乗せて、顔の内側から外側に向けて伸ばしていきましょう。
指先で優しく肌をコーティングするようなイメージで、肌に対して均一に伸ばしていくのがコツです。目元や鼻の脇、口元といった細かいパーツは指先を使って丁寧に塗っていくと、キレイに見えます。このとき、ファンデーションを肌にグイグイこすり込んでしまうと、メイク崩れや肌ダメージが起きやすくなるので気をつけましょう。
また、肌トラブルを隠したいからといって、何度も重ね塗りをするのはNGです。厚ぼったくなって自然さがなくなる上に、ファンデーションが崩れやすくなります。
あくまで薄く伸ばすことを心がけ、ファンデーションだけでカバー力が物足りない場合にはコンシーラーなどのアイテムを併用しましょう。
きちんと手順を踏んで正しくファンデーションを使用すると、仕上がりも劇的に変わります。ファンデーションを上手に活用し、周囲に好印象を与えるような健やかな肌を演出しましょう。