夏が近づくにつれ、脇汗が気になるという方も少なくないでしょう。
仕事の外回り中やプライベートのデートシーンなどで、服の汗ジミを見られてしまうと恥ずかしいですよね。
脇汗対策のポイントを知って、今年の夏は快適に過ごしませんか?
今回は、脇汗への対処法をご紹介します。
気になる脇汗の原因とは
私たちの体が汗をかくのは、体温の調整をするためです。
気温が暑くなったり、運動したりすると汗を分泌し、皮膚の表面から蒸散する気化熱によって、体温を下げていきます。
精神的に緊張を感じた場合にも汗をかき、主に脇の下や手のひら、足の裏などに発汗します。
また、辛いものや酸っぱいものを食べたときなど、食べ物によっても汗をかく場合もあります。
脇汗を止める・抑える方法
制汗剤を使う
もっとも簡単な方法といえるのが、制汗剤の使用です。
制汗剤はクリーム、スティック、ロールオン、スプレーといったタイプがあります。
スプレータイプはさらっとした使い心地で清涼感がありますが、多量の汗をかくと落ちてしまうこともあるので注意しましょう。
スティックやロールオンは直接肌に塗ることができて、手を汚すこともなく便利です。
クリームタイプは上記の4種類の中でも肌への密着度が高く、抑汗効果はもちろん、ニオイ防止の効果も期待できます。
こまめに汗を拭く
汗をこまめに拭くだけでも、ニオイや洋服への汗ジミを防ぐことが可能です。
吸水性の高いタオルなどを濡らして固く絞ってから脇の下を拭うと、皮膚に残った雑菌までしっかりと拭き取れます。タオルの代わりに市販の汗拭きシートを使用するのもおすすめです。
汗取りインナーや汗脇パットで抑える
仕事中や人前にいるときなどは、汗を拭き取るのは難しいですよね。
こまめに汗が拭けないときには、外出の前に汗ジミ対策用の汗取りインナーや脇汗用のパッドを使用しましょう。
洋服の中に着けるので目立ちにくく、ピンポイントで脇汗をガードできます。制汗剤と併用すれば、服の黄ばみ防止にも役立ちますよ。
動物性脂肪を控える
肉やバターなどに含まれる動物性脂肪は、皮脂腺の働きを活発にします。
汗の量が気になるという方は主菜の肉をできるだけ控えて副菜の野菜を多めにする、バターの代わりにオリーブオイルを使うなどして、普段の食生活を工夫しましょう。
有酸素運動を習慣に
血行のよい状態では、良い汗をかきやすくなります。
ウォーキングやサイクリングなど、軽めの有酸素運動を習慣にしてみてはいかがでしょうか。健康にもよいので一石二鳥ですよ。
アクティブなシーンが多い夏は脇汗を気にせず存分に楽しみたいもの。
肌を毎日清潔に保ち、デオドラントアイテムも上手に活用しながら、快適に過ごしてくださいね。