メンズメイクを自然に仕上げるためには、肌になじみやすい水ファンデーション(リキッドファンデーション)を使い、自分の肌の色と近いものを選ぶことが大切です。
肌の色は一人ひとり違っていて、男性の場合は色黒の人も少なくありません。
色黒肌の人はどのように水ファンデーションの色を選べばいいのか、キレイに仕上げるコツとあわせて見ていきましょう。
色黒肌に合うメンズファンデーションの探し方
「顔と首の間」の肌色に近い色を選ぶ
ファンデーションの色を選ぶときは、どこの肌の色を基準にするかが重要になります。
「ファンデーションは顔に塗るものだから、顔の肌を基準にすればいいのでは?」と思われる方も多いかもしれませんが、これは実はNGです。顔を基準にすると首の色と合わず、顔だけが浮いて見えてしまうことがあるのです。
ファンデーションは顔と首の両方に合う色を選ぶことが大切ですから、フェイスライン辺り(あごの横からエラの部分)の肌色を基準にして、似たようなカラーを選ぶようにしましょう。ファンデーションのサンプルがある場合はフェイスラインに直接塗り、一番なじむものを選ぶと安心ですよ。
カラーバリエーションの豊富な商品から選ぶ
近年では男性のメイクが珍しくなくなり、それにともなってさまざまなメンズファンデーションが発売されています。
しかし、商品によってはカラーバリエーションが少なく、明るい色~普通色しか展開していないものもあります。それではなかなかマッチする色が見つかりませんから、最初からバリエーションが豊富で、色黒用まで展開している商品から選ぶようにしましょう。
メンズ専用のファンデーションから選ぶ
女性用のファンデーションにはさまざまな種類があり、カラーバリエーションも豊富ですよね。
「メンズファンデーションから選ぶより、女性用から探したほうが自分に合う商品が見つかりそう」と考える方も少なくないはずです。しかし、女性用のファンデーションは明るいものがほとんどで、男性に合うものは限られています。
一番暗い色を選んでも男性の色黒肌に合わないこともあるので、まずはメンズファンデーションから選ぶことをおすすめします。
自分の肌色に合うメンズファンデーションが見つからないときは
2色を混ぜて使用する
「普通肌用のファンデーションは明るすぎるけれど、色黒肌用は暗すぎて微妙に合わない」というときもありますよね。そんなときは、水ファンデーションならば、2色を混ぜて使用できるので便利です。混ぜる量を調整すれば、自分の肌色にぴったり合うファンデーションを作ることができますよ。色を確認するときはすでにお伝えしたように、フェイスラインに直接塗ってチェックしましょう。
パーツによって色を使い分ける
上級者向けのテクニックになりますが、パーツによってファンデーションの色を使い分ける方法もおすすめです。
顔の中央にはやや明るめの色を使い、髪の生え際やフェイスラインにはやや暗めの色を使うことで、メリハリのある小顔に見せることができます。
もちろんどちらも、顔と首の間に近い2色を選ぶことがポイントです。
ただし、この方法は色の境目をうまくぼかすなどのテクニックが必要ですから、メイクに十分慣れてから挑戦したほうがいいでしょう。
自分の肌色にマッチするファンデーションが見つかれば、顔の印象も大きく変わってきます。
色選びには細心の注意を払って、色黒肌をより魅力的に見せるファンデーションを見つけ出してくださいね。