髭剃りは「髭がキレイに剃れたら、それで終わり」というわけではありません。
その後の肌の状態を健やかに保つためには、丁寧なアフターケアが欠かせないのです。
髭剃り後のアフターケアを怠ると肌にはどのようなダメージがあるのか、具体的なアフターケアの方法とあわせてご紹介します。
髭剃り後のアフターケアを怠ったときのダメージとは
髭剃り後は、肌の表面が細かく傷ついた状態になっています。
カミソリの刃によって角質が削られることでバリア機能が衰えているため、乾燥しやすくなったり、外部刺激に弱い肌になってしまうのです。
そのため、適切なアフターケアをしていないと、肌荒れを起こしたり、毛嚢炎やニキビなどができやすくなります。
また、炎症がひどくなるとシミのような色素沈着が起きたり、髭が皮膚の中に埋まる埋没毛が発生してしまうこともあります。
では、以上のような肌トラブルを避けるためのアフターケア方法を、詳しく見ていきましょう。
髭剃り後のダメージを解消するアフターケア方法
髭を剃ったら終わり、ではありません。
髭剃り後のアフターケアで肌を癒してあげることまでをワンセットとして考える必要があります。
冷水ですすぎ流す
髭剃りが完了したら、まずは冷水で髭やシェービング剤をすすぎ流しましょう。
冷たい水ですすぐことで肌の火照りが軽減され、毛穴も引き締めることができます。
ただし冷たすぎる水を長時間使うと、かえって刺激を与えたり、血行が悪くなって肌の健康を害してしまうこともあります。
水温が急激に低くなる冬場などは、まずぬるま湯ですすぎ、最後に冷水で肌を引き締めましょう。
アルコールフリーの化粧水で肌を整える
髭剃り後の肌の乾燥を防ぐためには、保湿をする必要があります。
まずは化粧水を手のひらで優しくつけて、肌に水分を補給しましょう。
角質に水分が行き渡ると、バリア機能の低下を防ぐことができます。
ただしアルコールが入った化粧水は刺激が強く、かえって肌を乾燥させてしまうことがあります。
髭剃り後は、なるべくアルコールフリーの低刺激な化粧水を使うようにしましょう。
乳液やクリームを塗る
化粧水で肌に水分を与えただけでは、時間の経過とともに水分が蒸発し、乾燥してしまいます。化粧水をつけた後は、油分の入った乳液やクリームでフタをすることが大切です。
もしベタつくのが嫌なら、オイルフリーのジェルや保湿美容液を使ってみましょう。
いかがでしたか?
男性の肌のコンディションは、髭剃り後のアフターケアで決まるといっても過言ではありません。
爽やかな肌で1日を過ごすために、丁寧かつ的確なアフターケアを心がけていきましょう。