鼻毛が出ていると、それだけで清潔感が損なわれます。
しかし自分の鼻付近は鏡を見ないと確認ができず、女性よりも鏡を見ることが少ない男性では鼻毛が出ていることに気付かないことも。鼻毛は飛び出さないよう定期的に処理しましょう。
鼻毛の正しいケア方法とは
「鼻毛を毛抜きで抜けばスッキリするし、見えなくなるので一石二鳥」と思う方も多いのではないでしょうか。
しかし鼻毛は決して抜いてはいけません。鼻毛を抜くと鼻の中の粘膜が傷ついて、出血や毛嚢炎などのトラブルを引き起こす可能性があります。
また、鼻毛には空気中の汚れを取り除くフィルターのような役割をしているため、抜くとウイルスや雑菌などの有害物質が体内に侵入しやすくなります。
そのため、鼻毛は抜かずに専用のハサミやカッターで切るのが正解です。
以上を踏まえたうえで、鼻毛ケアの手順や注意点を詳しく見ていきましょう。
鼻毛ケアの手順・注意点
【手順1】まずは鼻の中の水気をふき取る
鼻毛のケアをする前には、まずティッシュペーパーや綿棒で鼻の中の水気をふき取りましょう。このひと手間で鼻毛が立ち、カットしやすくなります。
【手順2】鼻毛用ハサミでカットする
鼻毛用ハサミは毛先が丸くなっていて、鼻の中を傷つけにくい仕組みになっています。
刃先を1センチくらい鼻の中に入れたら、穴の向き並行しながら、少しずつ慎重にカットしましょう。
片方の指で鼻を押したり、上に引き上げながら切ると、まんべんなくカットできますよ。
【手順3】鼻毛カッターを使用する
鼻毛カッターには回転式の刃が内蔵されていて、鼻の穴に入れるだけで簡単に鼻毛をカットできます。手動と電動のものがありますが、どちらにせよ鼻の穴のサイズにあったものを選ぶことがポイントです。
【手順4】根元を5ミリ程度残す
ハサミやカッターを使用する際は、鼻毛を根元から切らないように注意しましょう。
根元から切るとハサミやカッターによって鼻の中が傷ついたり、チクチクとした毛先が粘膜を刺激しやすくなります。
5ミリ程度残し、それでも見えてしまう部分だけ、もう少しカットするようにしましょう。
【手順6】奥まで切らない
鼻毛は奥まで生えていますが、見えない部分はカットする必要はありません。
奥まで切るとゴミや塵から体を守る「フィルター」の役割が失われてしまうので、過度の処理は逆効果。見える範囲のみケアするようにしてください。
【手順7】カット後は表情を変えてチェックを
鼻毛をカットしたつもりでも、笑顔になったり驚いたりすることで鼻毛が見えるケースもあります。ある程度鼻毛がカットできたら、鏡を見ながら表情を変えて細かくチェックしてみましょう。
鼻毛ケアの頻度は1~2週に一度
男性の鼻毛ケアは、1~2週間に1度ぐらいが適切です。あまりに多すぎると粘膜を刺激してしまうので控えましょう。
ただし、鼻毛の伸びるスピードは個人差がありますし、生活環境にも左右されます。自分の鼻毛の伸びるスピードをあらかじめ把握しておくことも大切です。
鼻毛の処理次第でイメージは変わる!
鼻毛は誰しもが生えているものですが、ケアをしないとだらしない印象に。鼻毛が出ているだけでイメージはガラリと変わってしまいます。しっかりと処理をして、スキのないクールな自分を演出してくださいね。