ダブル洗顔とは、クレンジング後に洗顔を行うこと。
メイクをした日の夜はクレンジングが必要なため、結果的にダブル洗顔を行うことになります。
しかしこのタブル洗顔、やり方によっては肌に負担をかけて、乾燥や肌荒れの原因になってしまうことも。
トラブルのない健康的な肌を保つために、ダブル洗顔の正しいやり方をチェックしてみましょう。

ダブル洗顔を行うときのポイント①：肌をこすらない

クレンジングや洗顔の最中に肌をこすると、肌の表面に傷がつき、乾燥や肌荒れなどの原因になります。
特にクレンジング中は、メイクをしっかり落とそうとして、肌をこすりがちです。
しかし優秀なクレンジング剤を使えば、肌を軽く撫でる程度でメイクは落ちるもの。
もしこすらないとメイクが落ちないのであれば、クレンジング剤を見直したほうが良いでしょう。男性のメイクは皮脂とくっついて固まりやすいので、皮脂を溶かす力の強いオイルタイプのクレンジング剤がおすすめです。

ダブル洗顔を行うときのポイント②：ぬるま湯ですすぐ

クレンジング剤や洗顔料をすすぎ流すとき、熱いお湯を使っていませんか？　
熱いお湯で肌をすすぐとスッキリするような気がしますが、実は肌トラブルの原因になります。肌にもともと存在する保湿成分が洗い流されて、乾燥を引き起こしてしまうのです。
特にダブル洗顔では2回顔をすすぎますから、そのたびに熱いお湯を使えば、肌に重ねて負担をかけることになります。
顔をすすぐときは必ず、32～35℃程度のぬるま湯を使うようにしましょう。

ダブル洗顔を行うときのポイント③：洗顔料をしっかり泡立てる

ダブル洗顔に限ったことではありませんが、洗顔料はしっかり泡立てて使用することが大切です。
泡立てないまま肌に乗せると、クレンジング剤やメイク汚れが吸着できないうえに、肌への摩擦が大きくなり、ダメージを与えてしまうのです。
クレンジング剤をぬるま湯ですすぎ流したら、洗顔料を手や洗顔ネットでしっかり泡立ててから、肌に乗せるようにしましょう。
そしてその泡を、肌の上に転がすように優しく洗うことがポイントです。

ダブル洗顔を行うときのポイント④：洗顔後すぐに保湿する

ダブル洗顔後は、肌の表面を覆っていたメイクや皮脂が洗い流されているため、肌の水分が蒸発しやすくなっています。
そのまま放置すると肌が乾燥し、カサつきやかゆみの原因になりますから、時間をおかずにすぐに保湿するようにしましょう。
ダブル洗顔後の肌はいつも以上にデリケートなので、決してこすってはいけません。保湿効果の高い化粧水やクリームを、手のひらで優しくなじませましょう。

「メイクをした後、なぜか肌が荒れる…」という人は、ダブル洗顔のやり方が間違っているのかもしれません。
正しいダブル洗顔をマスターして、自信の持てる肌をキープしていきましょう。